表紙のイラストにつられて購入しました。
コーヒー好きの心をくすぐる、ちょっとレトロでまったりした表紙の感じに、コーヒーの香りも楽しみながら<喫茶店>のようなカフェでゆっくり読みたいと思いました。ゆっくりと、ゆっくりと、かみしめるように少しづつ読み進めていこうと決めました。
都合良く4つの物語にわかれていたので、まずは1つ目だけを。
内容は書いてしまうのがもったいないような、意外で、ちょっとさびれた懐かしさと切なさと、小さなワクワク感の持てる物語でした。
演劇の脚本だとか…わぁ、舞台見たかったなというのが読みながらの正直な感想です。
しばらく前に、すでに上演されたそうです。テレビとか映画でもやって欲しいなと思いましたが、やはり舞台があっているかもしれません。
<あの時、もし‥>
そんな後悔や思いは、きっとだれもが一つや二くらいは持っているでしょう。
もちろん、私もいくつもあります。
後悔しないように都度都度頑張って生きてきても、それでも後悔はいくつも残っています。それが人生なのかもしれませんが、特に恋愛での後悔は心に刺さった小さなとげのように、今でもた~まにほんの小さくズキっとうずいたりします。
私だけでしょうか?
そんなこともあったなぁと、思い出させてくれる本です。
コーヒーを飲みながら‥おかわりもしながら‥
ゆっくりと味わって読んでみてください。
家で飲むときは、選べると楽しいですね。
私はコロンビアブレンドが好きかな。