好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

スモールハウス  読書感想

昨日のニュースゼロで<タイニーハウス>が注目されているというような特集をやっていました。

タイニーハウスってどんな家かと見ていたら、どうも小さな家ということのようでした。私の本棚にもそんな小さな家もいいよ!という本があります。

高村友也さんという方の書いた「スモールハウス」ー3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方ー

 

スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方 (DO BOOKS)

スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方 (DO BOOKS)

 

 ご本人のスモールハウスの様子がまず載っていて、それに比べて海外の魅力的なスモールハウスとその家主さんたちの考え方や生活の仕方が、熱く語られる形で書かれています。

4年近く前の本で、日本住宅事業業界ではまだまだスモールハウス(ミニマルムーブメントというらしいです)の分野は立ち遅れているけど、これからだんだん増えていくだろうとなっていましたが、それがタイニーハウスというような形で注目されているのかも知れませんね。

私も興味があり、楽しく読ませていただきました。

特に、第6章 質素な生活と高度な思索 のダイアナ・ローレンスさんのお宅は帯やカラー写真、間取り図や白黒写真の含めて、本当に何度も熟読したくらい良かったです。

まるで書斎が森の中にあるような錯覚を起こす‥そんな感じの家だと思います。

今のこの時代に、電気もガスも無く、連絡もつかない。。。自分と、家族と向き合う場所なんでしょうね。

昔テレビで見た、<大草原の小さな家>を思い出しました。

そんな小さくもなかったですが。そんなイメージです。

 

コーヒーでも紅茶でも大きいマグカップにたっぷり注いで、飲みながら読むと腰をすえてゆっくり楽しめると思いますよ。