昨日<奇跡の教室>の読書感想を書きましたので、今日はそのもとになる<銀の匙(ぎんのさじ)>について‥‥書きたかったのですが、実はまだ読み始めた所でまだ前篇の10までです。
ちょっとずつ読んでいこうかな、などと悠長に構えていましたが、つい昨日その良さを紹介してしまいましたので、元になる本の事も載せたほうがいいと思い書いています。
中 勘助さんの自伝的作品とのことで、体の少し弱い少年の物ごころつく前からの日常を丁寧な言葉や文章で、まるで描くような感じで書かれています。今とはだいぶ違う時代背景も垣間見るように、ゆっくりと読むのに適した本だと思います。
この本を、3年かけて国語の教科書として使われた橋本先生という方は本当にすごいなと、改めて思います。
私は本屋さんで見つけて<奇跡の教室>と一緒に買いました。
この授業を受けられた生徒さん達の多くは、きっとその後の人生にも良い影響があったのだろうなと、勝手に想像してしまいました。
これだけものごとや情報がめまぐるしくやり取りされる現在だけに、ゆっくり学ぶ!という時間の流れ方に、気持ちが癒されるように感じます。
情報に振り回されているのは、私自身なんですが。苦笑
こういうときほど、まずはゆっくりとお茶でも飲んで、暮れてゆく夕焼け空でもながめましょうか。
少し熱めの新茶を、いつもの湯のみで。
(ほんとは、新茶は少しぬるめのお湯で入れたほうが香りを楽しめますよ)
ちなみにこの本はそれぞれの章は1~53、1~22と数字でそれぞれのタイトルというのか見出しというのか‥付いていません。
それを自分でつけながら楽しんでほしいと書かれていたので、やってみました。
前篇の1は<宝箱のなか身>。。ありきたりすぎかな。
そんな感じで9までは読んでは書き読んでは書きこんで、10は何にしようかまだ考え中です。
ちょっと楽しいかも。