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好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

黄色いマンション黒い猫を読んで。読書感想

キョンキョン(小泉今日子さん)のエッセイは初めて読みました。
芸能人の人たちは、多才な方が多いですね。

キョンキョンの本だからという、ミーハーな気持ちもあり手に取りましたが、以前50才になった素のキョンキョンを90ページにわたり特集していた雑誌をみたときに感じた、あの<なにか>を改めて知りたくて、詠んでみました。

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)


この本は、キョンキョンの人生の中で起こった印象的な出来事や、まわりの事、ものの見方や考え方が、でもささいな事も、かなりあからさまにかいてあります。
芸能人の生活の裏側が垣間見れる訳ですが、わくわく感やドラマチック感ではなく、
そこはかとなく、もの寂しい感じがしました。(私だけかな?)

最初の部分からタイトルの話で、かなり辛く胸が痛くなるような内容です。
と本音を隠さず、淡々とそしてひょうひょうと綴っている内容を読んでいると、自分の人生にキチッと向き合って生きてきた人なんじゃないかなということが伝わってきます。
それを書いちゃっていいのかな?…なんてことも、ちらほら載っています。

↓こちらは、小泉今日子さんを特集した雑誌

MEKURU VOL.07 (小泉今日子)

MEKURU VOL.07 (小泉今日子)

キョンキョンも50代の中年女性かぁ~と、感慨深いです。
私は更に、もうちょい上の中年女性ですがね(苦笑)

と、気づいたことがあります。
この本と以前見た雑誌<MEKURU>から感じる<なにか>が、小泉今日子さんの雰囲気のことで、私には何だか、向田邦子さんに通じるような気がすることに。

小泉今日子さんが恩師と慕う久世さん。
向田邦子さんに恋にも似た友情のような想いがあっただろう(勝手な私な推測ですが…触れもせでという本を読むとそんな気が…)久世さん。

久世さん繋がりでなんなんですが、小泉今日子さんと向田邦子さんから感じる似た雰囲気とは……
中年女性たけがもつ怠惰な色気!
なのかな。。。
それも、スカートをはいた中年女性だけが持っている気がします。

小泉今日子さんは、自宅でもスカートなんですね。(演出だったら見抜けずスミマセン)
向田邦子さんも普段からスカートのイメージです。

髪結いの亭主のワンピースの女性!と言えば、イメージが伝わるでしょうか。
昔過ぎるかな?
(ワンピースもありです)

言葉で言うと、なにか大きな事をあきらめて受け入れている…そんな感じです。

ちなみに私は、365日ジーンズか綿パン!
そういう怠惰な色気を持ち合わせていないので、羨望とも言える軽い嫉妬を感じます。

いいな!…くらいのね。

ただ、色々あきらめてるし、受け入れてもいるんですがね。。。

この本の<母と娘の喫茶店>という所が、印象に残りました。
行きつけの喫茶店があるといいなって。

行きつけの喫茶店があるだけで、小さな幸せが積み重なっていきそうな、そんな気がしました。

せめて、いつものゴールドブレンドのホットを飲もうかな。