好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

応量器って知ってますか。 好きなもの

ときどき、心を奪われる品物に出会うことがあります。

何年も前のことですが、雑誌クロワッサンに掲載されていた応量器がそれです。

これがその応量器↓

monomono.shop-pro.jp

シルエットの美しさ、軽さ(たぶん)、漆塗りの美しさに一目ぼれしました。

少し前に読書感想を書いた<持たない暮らしと片付けの作法>という雑誌の表紙にも深い緑色の器<応量器>が載っていましたね。

 

yossan0328.hatenablog.com

 

 

この応量器も素敵ですが、私が心を奪われた応量器は深い赤色と黒の漆塗りの物。

ひとつに重ねられた無駄のない美しさに、シンプルの真髄を見るようです。

欲しいなと思ってから、いったい何年たったでしょうか。

未だに、手が届いていません。

この応量器に見合うよう、身の回りを整理してから。。。と、思いとどまってばかりで未だあこがれ止まりです。苦笑

 

この応量器だけは、それに見合う人にならないと持ってはいけないような‥そんな崇高さを感じます。

そう感じさせる、オーラのような存在感を持っているモノがあるという事が、素直にすごいなと思います。

50代‥まだまだ遠いな、私。

50代‥いい加減そのくらいになれよ、私!

この応量器の事を思い出すたびに、そんな心の声が聞こえてきそうな、背筋が伸びる思いです。

応量器とは、禅宗の修行僧が使う個人の食器の事だそうで、特に曹洞宗の場合の呼び名だそうです。臨済宗だと違ういい方らしいです。

だから、ここで話している応量器は、正確には応量器のような食器という事になりますね。

ひとつの食器にも色々な名称があるんですね。

シンプルライフのひとつの象徴にもなりそうです。

 

お茶は飲めそうですが、コーヒーはどうだろう??

ちょっと、厳しいかな?

いやいけるかな。。。