基本のイタリアンという料理本は、料理は苦手だけど、基本のパスタとか作りたい!って人に向いています。
アラフィフ50代ですが、いつまでたっても自慢できるほどの料理上手にはなれないでいます。
料理は苦手だな。。と思うようになって、はや50年近く。。。
という事は、物心ついたころから料理作りに抵抗を感じていたことになります。
おままごとでも、嫌いだったのかな私。。。やいやい。
ほどほどには料理が出来ても、どや顔で美味しさをアピールできない。。
自分では美味しいと思っても、いまいち味に自信を持てないでいます。
ほどほどに出来れば、それでいいじゃん!
なんですけどね(苦笑)
元来が、田舎に住む50代の女性の育った環境では、
女の子は料理が出来て当たり前!とか‥
料理が出来ないと、お嫁にいけないよ(かなり古いかな?)とか‥
小さいころから、やたらと台所や家事の手伝いをさせられるとか‥
お正月などは、お茶出しから、熱燗を付けたり、お吸い物の味見をさせられたり、元旦からやたらと手伝う事が多かったように記憶しています。
料理や家事全般への期待値が、やたら高いんですよね。。
そこまで、出来るかい!って思ってました。
(そもそも、それじゃ上手になれないですね。苦笑)
そういった家事全般が、子供のころから興味や関心があり楽しかったのなら問題はないんですよね。
本当に、ある意味良いお嫁さんになるのではないかと思います。
。。。が、そういったことに興味のない子供(当時の私)にとっては、それはもう逆効果極まりないお仕置きのようなものでした。
苦痛ばかり感じていましたし。
大切なしつけのひとつであっただろうことは、今なら良くわかるのですがね。。。
加えて味にうるさい家族の意見や、キャベツのせん切りにも高度な出来を求める家族に、ますます料理離れの悪循環に。。。
(素直に楽しく料理できていたら、今頃料理人にでも成れてたかも。。なんてね)
そんな(料理をするならその時間本でも読んでいたい)私でも、好きなイタリアンの料理なら少しは上手に作って見たいな‥と思います。
-【実用No.1】基本のイタリアン- という料理本は、そんな私のようなタイプの人には嬉しい、サラリとわかりやすく基本が載っている本です。
たとえば、この記事のタイトルにもしている<トマトソース>の作り方を見ると。。
(基本のイタリアン:主婦の友社、36ページより引用)
この1ページのみ、忠実に作れば出来る訳です。
えっ?
これだけで出来るの?
って感じで、さらりとシンプル!‥ナイスです。
私の場合はトマトのホール缶を使わず、家に余っていたプチトマトを細かく刻んで、ジューサーだかミキサーだか(この程度の興味度です)の粉砕機で潰して使いました。
その場合は、煮詰める時間がもう少し長くかかりました。
更に忠実というより大雑把に作ったので、ちょっと薄味でしたが美味しかったですよ。
体に優しい感じのする美味しさでした。
私的には、大満足でした。
他にも、<きほんのミートソース>(40ページ)とか‥
(基本のイタリアン:主婦の友社、40ページより引用)
<きほんのジェノバソース>(50ページ)とか‥
(基本のイタリアン:主婦の友社、50ページより引用)
手打ちパスタ(56、57ページ)やニョッキ(60ページ)の作り方まで載っていて、イタリアン好きには、ワクワクするものがあります。
更に本格的な所では、ピッツァの作り方も、もっちりタイプとクリスピータイプに分かれて載っています。
これが出来たら、スゴイですね。。。私には遠い夢のようです(苦笑)
ミートソースとジェノバソースには、そのうちチャレンジしてみます。
イタリアン好きには、見ているだけでも幸せ気分になれる一冊ではないでしょうか。
この場合は、アメリカンより<エスプレッソ>でしょうね!
<カプチーノ>でもいいのかな。。。