ー私たちはすでにその流れの中にいるー
と、前回の第2章の感想で書きましたが、第3章<フローイング>はタイトルの通り、その流れがどういったものかについて書かれています。
だいぶ遅くなりましたが、第3章の感想です。
インターネットが普及し、進化し続けていく世界という流れ!
私も、私の周りにいる人たちも、このブログを読んでくれている方も、今を生きている皆がその流れの世界にいるのだと思いました。
第3章FLOWINGを読んで
「インターネットは世界最大のコピーマシンだ」
(インターネットの次に来るもの・ケヴィン・ケリー著より引用)
という文章ではじまる第三章FLOWING(フローイング)は、今まで同様にたいへん濃い内容が書かれています。
感想をどうまとめていいのか、正直わかりません。。濃すぎるぞ、おいおい。
(私にだけかもしれませんがネ。。苦笑)
「デジタル経済はこうした自由に流れるコピーの川の上を動いている」
「見境なく行われるこの大量のコピーを止める方法はない」
(インターネットの次に来るもの・ケヴィン・ケリー著より引用)
読み進めていくうちに、なんだか心がざわざわしてきます。
ただ、第1章ビカミング(なっていく)・第2章コグニファイング(認知化された…)の内容に比べると、もう少し言葉も身近に感じられるものです。このフローイング(流れていく)の変化が始めに起こる業態は、音楽業界だとなっていて、確かにそれは、すでに現状起こっているただ中にいるからかもしれません。
CDが売れなくなっているとか、
著作権の問題とか、
ネット上でどんどん公開されている無料のツールやアプリが怒涛のように増えていることとか。。。
別々の事のようで、大体が大きなその流れの中で起こっていること!
という事なんでしょうね。
私はまだ使っていませんが、<spotify>などのストリーミング機能を持ったアプリなどが、今の主要なものになっているという事自体が必然なんでしょう。
そして、そういったことは、音楽業界だけでなくほとんどの業態にだんだんと起こっていくようです。
その流れは、避けては通れないという事なんですね。
最初のころはワクワク感で読んでいましたが、だんだんとなんだかちょっと恐ろしいような気持ちさえしてきます。
‥が、すでにその流れの中にいるわけです。
これは、読む人にとって、それぞれの日常や仕事などにリンクしてくる部分があると思いますので、読んで見ることをおススメいたします。
まだまだ第3章なんですが、この先どうなっていくのやら。。。
早めに読み進めたほうがよいのに、中々進まないこの本。。。
この本、おそるべし!
この本を読むときは、ちょっと濃い目のコーヒーと甘い何かが必需品です。
アーモンドチョコ辺りがいいですね。
第4章は、またおいおいで。。。