ヨーロッパ鉄道の旅の総集編が、放送されましたね。
NHK鉄道旅の公式ページにある<番組について>の所の一番下部分に、番組で流れているテーマソングについて乗っています。
聴くことも出来ましたよ!
さて、「ヨーロッパ鉄道の旅」単なるいち視聴者なんですが、とてもとても感慨深く視聴いたしました。
関口さんがリュックとともに登場した時に、ちょっと嬉しくなるとともに、なんだか泣けそうな気分でした。
なんじゃそれ?
って言われそうですが、私の場合リュックが気になって見はじめたこの鉄道旅。
イタリアの日めくり旅から、毎日毎日いったいこのリュックどういう形なのよ!とキョロキョロしながら見ていたのと同時に、一緒に旅している気分でいました。(おこがましくも。。)
そんなことを思い出して、ジーンとしていました。
きっと、そんな風に色々な思いでこの番組を見ていた人はとても多いと思います。
興味や共感する気持ちの入る混む隙の、たくさんある鉄道旅でしたね。
(NHKBSプレミアム・ヨーロッパ鉄道の旅番組より引用)
オランダで乗る、この旅最初の電車だそうです。
それにしてもこの関口リュックは、やはり旅の相棒のようでした。
見ていても、傍らにあると安心する感じでした。
この旅を一言で言うと「出会い、POUTO=縁」だと。
関口さんと旅で出会った多くの人たちとの出会い、鉄道旅を見ていた多くの人たちと番組との出会い、私もこのリュックを介して鉄道旅番組と出会えましたしね。
そのどれもが、番組で言われていたように、不思議な縁なんでしょうね。
出会おうと思っても出会えるものではない‥
不思議な縁を介しての‥
必然という出会い。
知っているようで、実は良くわかっていなかった、ヨーロッパの国々とそこに暮らしている人々の事。
旅番組を、ただ楽しく見るだけではない、重く深い部分にまで、飄々と伝えてもらえたからこそ、見るものの気持ちに響く番組だったのだろうと思います。
関口さんだからこそ、伝わるもののある番組だったんですね。
見ていた期間の中で、印象に残っているのはベルファストの壁を訪れたイギリス日めくり旅の12日目の部分です。
タクシーの運転手さんが言っていた「私たちの平和はとても壊れやすい。。。」という言葉がとても印象的で、ベルファストのその場所だけでなく、今の世の中の全部に当てはまっているように感じました。
そして、その時に紹介されたイラストが、このヨーロッパ鉄道旅のすべてを表している一枚のように感じました。
(NHKBSプレミアムヨーロッパ鉄道の旅・関口さんのイラストより引用)
私は、つい最近まで、身の回りの平和は当たり前のように思っていました。
でも、最近の世の中を見ていると、タクシーの運転手さんの言ったように
<私たちの平和はとても壊れやすい>ものかもしれないと感じています。
そういう平和を守るという事は、まず平和であることを自覚することが大切なんだろうと思います。
当たり前のようで、当たり前ではない平和のありがたさを。
それは、当たり前のようで当たり前ではない、日常のありがたさのように。
関口さんとトリンドルさんの、とつとつとしたやり取りで振り返った2万キロ130日間の旅を、傍らにあるリュックが見守っているようでした。
感慨深く見ながら、また新しい旅に鉄道旅ファンをいざなってほしいなと思いましたね。
しばし休んでから、相棒の関口リュックとともに!
紅茶でも飲みながら、眺めたいイラスト集。
早く最新の物が出るといいですね。
関口リュックが気になって書いた記事です。