何気なく手に取ったこの本の冒頭は、
この世の中で、一番不思議に思えるのは<自分>ではないでしょうか。
…で、はじまります。
自分の事は良くわかっているようでわからない!そのどちらとも正しいように思えます。
本を読んだり、映画を見たりするのは自分の人生とは別の人生を疑似体験したくて見るのに、なぜか自分と重ね合わせて見ていたりするのは…結局、どんなことも皆、自分自身への内面の旅ということだからなんでしょうかね。
自分と向き合うことの大変さとその先に感じられそうな楽しさを、世界の著名人達の言葉から教えようとしてくれている本です。
森本哲郎さんの本は、歴史や哲学を通して、大切なことは時間を越えても変わらないし、忘れてはいけないと伝えてくれているように感じます。
私にとって、とても好きな本の一つです。