好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

大人の旅じたくという本を読んだら、旅をしたくなりました。

いろいろな本を読んでいると、ときに活字に目がいかなくなります。

そんな時は無理に本を読み進めずに、イラストや写真を眺めたりします。

「大人の旅じたく」という本はアマゾンで見つけたのですが、表紙の旅じたく(パッキング)の写真がいい感じで読み始めました。

 

大人の旅じたく

大人の旅じたく

 

 読むというより、眺めるように見られるのがいい感じの本です。

 

私自身も旅が好きで、思い立っては車でときどきは出かけています。

しかし、旅の本はあまり読まなくて、作者の柳沢小実さんのことは全く存じませんでした。

かなり色々な所に旅をされている、エキスパートのようです。

旅のハウツー本というより、一緒に旅じたくをはじめましょうかね。。。のようなスタンスで、読んでいると少しずつ旅に誘われていく感じがして、ちょっとワクワクしてきます。

柳沢さんのように、今までした旅をもっと記録しておけばよかったな‥とか、もっと旅することにていねいに向き合えばよかったなぁ。。などど、後悔ともつかない残念な思いにもかられます。

そのくらい、旅することに、優しくていねいに向き合っているようで、読み進めることがそのまま一緒に旅をしているような気分にもなる、不思議な本です。

 

私にとっては、旅に出ることは、とてもエネルギーがいることです。

だから余計に、ていねいにゆっくり準備をしていると、少しずつエネルギーを消耗してしまう気がします。

だから、とっとと旅立ってしまおうと、旅はいつも突発的に、行き当たりばったり的な雑なものになっています。

こんな風に、旅の経験を少しずつていねいに積み上げていくやり方もあるんだなと、改めて旅の楽しみ方を知りました。

 

人生50年以上暮らしていると、何か一つでも、続けているものを積み重ねていくということが、とてもとても尊いことだとわかりはじめます。

 

私自身にも、何か一つでもそういうことがあってくれることを願いながら、これからでも、積み重ねていくことが出来たらいいなと思います。

 

今日もコーヒーは、さっぱりあっさりとした煎のドリップコーヒーが美味しいです。

 

煎上乗せドリップ 淡麗薄口珈琲 5P

煎上乗せドリップ 淡麗薄口珈琲 5P

 

 アメリカンが苦手な人は、濃口のほうがいいかもしれません。

私のように、出来るだけ薄めのアメリカンが好きな方には、よく合うのではないかと思います。

お湯をそそぐ前のコーヒーの粉がとても良い香りです。

 

 

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