畦地梅太郎(あぜち うめたろう)という版画家をご存知でしょうか?
本屋さんの平置きコーナーでこの表紙を見て、畦地さんを知りました。
山の版画家畦地梅太郎―生あるものすべてに愛の眼差しを注ぎ、詩情ゆたかな「山男」を描く。 (別冊太陽)
- 作者: 畦地梅太郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2003/06
- メディア: ムック
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どうです?
そうとうインパクトのある人物像だと思いませんか(笑)
まるで子供の絵のような‥愛嬌のある、ユニークな版画だとついつい手に取って見てしまいました。
それ以来、ときどきこの本を開いてペラペラと眺めるのが楽しみになりました。
あまりにユニークな版画なので、友人にもよく話したらしく、あるときその友人から誕生日プレゼントに、別の「畔地梅太郎」というすばらしい作品集をいただき舞いあがりました。(プレゼント選びのセンスが抜群に素晴らしい友人です)
私もそのセンスにあやかりたい‥ものです。
そんな畦地さんの版画には、四国の風景が数多くあります。
八幡浜や石鎚山などの伊予の風景!
これらの作品や山男シリーズも愉快で楽しい(ちょっと不気味感もあり)のですが、
ときどき、腹立たしいことやムッとすることがあった時に開くページは、
<12のめるへん>という12枚の版画のページです。
山の版画家畦地梅太郎より(P72・P73)
「まぁまぁ、だれにも、いろいろあるわなぁ。。。」
と、思えるような気にさせてくれるこの版画たち。
この存在に感謝しながら、コーヒーやお茶をいただき、気を静めています。
おっと、こういう時には、いつものコーヒーにもいやされます。
さらに、この方にも。。。
マイペースでさみしがり屋の柴ちゃん。
ふてくされ顔かも。。。
これを読んでくださっているあなたにも、
いやされる取っておきの何かがあるといいなと思います。