金子由紀子さんのこの本は、6,7年前にかなり読みこんで、本などは<売る・寄付する・捨てる>に分けて、整理したことを思い出し、久しぶりに読んでみました。
はじめて本をブックオフに売った時など、あまりの安さに驚愕し、後悔しました。
そして、売るより寄付のほうが心のダメージが少ないなと思い(自分勝手な思いですいません。役に立ってほしいという思いも、もちろんあってのことです。)、図書館に寄付するも、「本がダブっていたら、希望される方にあげるか、処分になりますがよいですか?」と言われ、(処分なのかぁ!)と、ちょっとショックを受けたことを思い出しました。
その後、シンプルライフ関係の本は数多く読んできましたが、久しぶりに読み返してみると、今のミニマリストのようなスパッと感は無いですが、改めて「確かになぁ‥」と、納得する言葉がそこここに載っています。
この表紙のイラストも、まったりとゆるくていい感じなんですよ。
中のさし絵もね。
特に、久しぶりに読んで「確かになぁ‥!」と強く共感できたのが、36ページからの
<気付いたらお金がたまっている!>というところです。
内容は、持たない暮らしをおくる人と、お金がたまる人の共通点は、いがいに人より収入が多いわけでもなく、マネー情報に明るいわけでもないのに、普通預金口座にびっくりする金額が入れっぱなしだったり残っているんだそうです。
いつでも引き出せる普通預金に一定額以上を残しておけるのは、実はとても高度な経済感覚なのではないだろうか。。。と、著者は書いています。
50代になって、働き出してからの今までを振り返ってみると、お金のことに意識がいっている時よりも、仕事に忙しく振り回されていたり、他のことに関心がいっていてあまりお金に無頓着だった時のほうが、なぜかしっかり貯金などが出来ていたように思います。(ちょっと違うかもですが)
意外と、そろそろしっかりマネー情報も知り、老後のことも考えねば‥などと、わかりにくい金融情報誌(私の場合は、どうしても情報収集は書籍に走ります)を読みあさり、実戦でもしようものなら、なぜか預貯金は減って行きました。
なぜだろう??
まぁ、単純に、読みあさる書籍代だけでもかなりの金額になりますもんね。苦笑
更に、読むだけで満足してしまうタイプの私にとっては、多くの蔵書も宝の持ちぐされ。。と思うと、ちょっとさびしいですね。
それに、現在マネー書籍数は自分史上マックス!‥ということは。。。
まずいではないですか!!
せっかくなので、いい加減、そろそろ読んだ内容を有効に活用しなければ!
改めて、そう思いました。
なんだか、アップルティーが飲みたくなりました。
ゆっくり、香りを楽しみながら、もう少し読み返してみます。
あれっ!
アップルティーがない!
もう飲んじゃってました。。。はぁ
しかたがないので、レモンティーでマッタリ読むことにします。
ちょっとがっかり、でもいいか。