好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

なぜ「粗食」が体にいいのかを読んで。 読書感想

この本は8年前後前に読んだ本ですが、最近食事の内容に無頓着になってきているので、再読をはじめました。

実は10年ほど前大病をしまして、その際その後の生活を考え、食事から生活習慣を変えていこうと実践していました。

その頃、この本の著者の一人幕内秀夫さんに食事内容を相談したことがあります。

管理栄養士の方で、当時は週に2度ほど麻布あたりの漢方の病院?(医院?)で予約で見てくださっていました。(今はどうかはわかりませんが‥)

一週間の食事内容を詳しく書いて持っていき、それを細かく見てくださり、色々なアドバイスをいただきました。

間食をあまりしていない状態でしたが、それでもちょっとした間食も、添加物などのない焼き芋とかほしがきなど、昔からあるようなお菓子に変えたほうがいいと。

それなら多く取らなければ大丈夫と言われたのを覚えています。

 

その頃読んでいた本でかなり真剣に実践していましたが、最近はついゆる~くなっていて、いつの間にかコレステロール値が。。。

 

それにしても、豊かさを求めて飽食の時代になっている現代!

「粗食」のほうが体にいい!とは‥‥

 

あれっ?

 読み返していて気付いたのが、食事も生活も貯蓄も考え方は同じなのでは‥と!

 

シンプルに単純に、バランスよく、そしてほどほどに自分に合うやり方をコツコツやり続けること。

 

そしてこれは、仕事にも・人間関係にも・恋愛にも・結婚生活や家族との関係にも。。。日々の日常で起こっているもろもろの出来事すべてに通じるのではないかなと思いました。

 

 細かい細部にこだわるより、

全体を見て自分に合う方法を無理なく続ける 

 

どんなことも、この一文に尽きる気がしてきました。

 

久しぶりにこの本を読んで、自分の体のことを今一度見直して大切にしなくてはと思っています。

 

時代とともに、食に関わる善し悪しはいろいろ変わっていると思いますが、食の本質は意外と変わらず、単純な事なのかもしれません。

 

食事はバランスのとれた食事で。

ほどほどの量を。

自分の住んでいる土地のものを食べる。

 

そのくらいシンプルでいいのかもしれませんね。

 

この本を読むときは、コーヒーなら地元のコーヒー店で焙煎してもらったものを。。といったところでしょうか。

しかし、私には熱すぎない緑茶を飲みながら読むのがあってるかな。