好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

シンプルのすすめを読んで。 読書感想

シンプルライフに関係する本は、本当にたくさん見かけます。

関心があるから、目に入ってくるのでしょうが、近ごろの時代の流れに合っている暮らし方の1つなんだろうと思います。
 
下重暁子さんの<シンプルのすすめ>は、私が初めて手にしたシンプルライフの本です。

 

シンプルのすすめ―物も友だちもたくさんはいらない

シンプルのすすめ―物も友だちもたくさんはいらない

 

 

持ち物の量が、心地よいと感じるくらいなら大丈夫でしょうが、もて余すようになると
急に気力が減退します。
ちょうどそんな頃に手にした本で、多少衣服を整理したことを憶えています。
多少!‥くらいで満足してしまうから、今も身の回りがシンプルになってないんでしょうね。。。苦笑
 
その頃の私の本棚は、奥行きの浅いカラーボックスの本棚バージョンみたいなのがひとつだけでした。
本もおのずとその中に入るだけで、数にして100冊無いくらいでした。
雑誌も合わせての100冊!
衣類は整理したけど、その際、本には手をつけていなかったように思います。
 
そして、その頃は、休みの日や空いた時間にお茶を飲みながら本を読むことが楽しかったし、なにより本に書いてある内容を、かみしめるようにゆっくり読んでいたような記憶が残っています。
この本も、何回もじっくり読みなおしたなぁ‥と懐かしい!
 
ということは‥‥
本の数も、きっと私には100冊くらいが適量で、心地よいと感じながら楽しく読めるのはそのくらいまでの量なんだろうなと、改めて考えさせられました。
 
いま、いったい何冊??
。。。まずいじゃん!
 
 
どの本も衣類やモノたちも、それぞれときめいて欲しくて手に入れたものばかりです。
 
それを持て余すとは、なんて贅沢な事をなげいているんだろう。。などという思いもありつつ、心地よい適量で暮らせるように、自分の適量を自覚して暮らしていくことが大切ですね。
 
久しぶりにこの本を見て、読んでいた当時を思い出して、自分自身ことを改めて省みる時間の大切さを想いました。
 
今夜は、ゆっくり暖かいコーヒーでも飲みながら、自分に目を向けてみよう。
その分、昼間はがんばろっと!