冒険という言葉から連想するのは、砂漠を渡るらくだとか、大海原に漕ぎ出す帆船、ジャングルを走り抜けていくジープ、エジプトや南米、アフリカなど……まだ、行ったこともない未開の地に行くという感覚があります。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
- 作者: パウロコエーリョ,Paulo Coelho,山川紘矢,山川亜希子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/02
- メディア: ペーパーバック
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私が購入した本の表紙絵は違うタイプのものでしたが、中身は同じだと思います。
この本の中には、心に響く示唆に富んだ言葉や文章がいくつもいくつも出てきます。
あまりに沢山出てくるので、覚えきれません。
私は、線を引きまくってあります。苦笑
でも、線を引くとそれだけで安心してしまい、やはり頭に残らないという。。
やいやい…という感じですが、見直したときにまた思い出せるかと2色使って線を引いてました。
(たま~に、用意周到な一面がのぞきます)
私は、電子書籍は利用していません。
ドライアイだったり、眼が疲れやすいこともあってなのですが。
きっと今後は、電子書籍が中心の世の中になるのかもしれませんね。
電子書籍には電子書籍の良さがあるでしょう。軽くて持ち運びに便利とか、長旅に便利とか、物が増えない、データなので消失の危険が少ないとか。。ね。
それと同じように、紙の書籍にもその良さがあります。
私のように、読んだときに感動して線を引きまっくった本を後で読み返したときに、思いがけず過去の自分に出会う事が出来るとか、たまたま開いた本のにおいに、忘れていたころの出来事を思い出すとか。。。本も自分の思い出とセットになっている品物なんだと思い知らされます。
この本は、電子書籍ではなく、手元に残る本で良かったなぁとしみじみ思います。
出来るなら、気になった所に線を引いて、何度も読み返してほしい一冊です。
久しぶりにアルケミストを読み返して、人生は上手く出来ているものなんだなと改めて思い知らされました。
サンチャゴのように、あせらず、のんびりとしかし忍耐強く、人生に起こる事の前兆を読むことが出来るように。
答えは自分の中に、常に用意されているのでしょうね。
気づけるか、私?
う~ん。。。
ここは、まず熱いコーヒーを飲みながらにしようかな。
おいおい!