脳科学者の茂木健一郎さんが、本の読み方について書いている本があります。
頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: 単行本
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この記事のカテゴリーの1つを<いやし>にしました。
ついつい本を買ってしまうタイプの人にはやさしい言葉が載っていて、かなり癒されています。苦笑
たとえば、
○買っただけで、頭脳はもう進化している
○「読んだつもりの本」も教養の一部である
○本は「人間だけの知性」を鍛えます
(茂木健一郎著:頭は「本の読み方」で磨かれるより引用)
つん読本がかなりある身には、読めないでいる罪悪感をやわらげてもらえて、少々ホッとしています。
10/8にも読書本関係の本の感想を書いていました。
「読書を仕事につなげる技術」という本は、How to本という側面を強く感じました(タイトルの通りに)が、茂木さんのこの本は、How toも載っていますが、それよりも読書の持つ意味や効用について、楽しくなるような感じで書かれていました。
夏目漱石や小林秀雄等の優れた作家の本を読む意味も、なるほどと読んでみたくなります。
いやいや、なぜ今まで、もっと読みこまなかったのか。。。と悔みます。
ドストエフスキーやゲーテさえも、今更ながら読んでみたくなる(そんな気分だけですが)、その文章力がさすがです。
わたしが、単純なだけかも。。。
こんな本を読んで見て!という紹介本も、何冊も掲載されています。
どの本も、その要点やどんな時に読むと良い本なのか‥など、わかりやすくていねいに書かれているので、自分の状態に合わせて気になる本を読んで見るというのも、ひとつの読み方だと思います。
ただ速読に関しては、わたしは苦手なため、飛ばして読みました。苦笑
自分に合う部分だけ読んで、知ったかぶりになっているかもです。
すみません。
そんな読み方でも、いいんだと思いますよ。(笑)
読書の楽しさを、改めて知ることができるおススメの一冊です。
それこそ、ゆっくりコーヒーでも飲みながら読みたい一冊でもあります。