ここ数年は、愛犬や家族の介護・介護で、気づいたらいつの間にか60代になってました!
いつの間にか…というより、わかってはいたけど、60代になるんだなという感傷に浸る暇がなかったという感じでしょうか。
大切な存在の介護が、こんなにも大変で、思いも寄らない事だとは思いもしませんでした!
ブログをあまりに更新しなかった理由ではありますが、自分自身に構う時間があまりになかった!
。。。というより、自分自身を顧みる時間がなかったですね!
介護というものは、想像を超えていて、大変の一言では表すことのできないものです。
もちろん人によって違いますし、本当に千差万別です。
まず、普通の日常ではない現実が、本当にふいに訪れます。
それでも今は、介護保険というもののおかげで、いろいろなサポートを受けられるようになってありがたい限りです。
いろいろな仕組みや人々に支えられて、家族だけで抱え込まなくてもよいようになってきているのです。
急に介護が必要になった本人や家族、関わる人々にとっては、こんなに救われる制度は他にはありません。
凄いですね!!
自分も家族も元気で普通に毎日を過ごせている時期は、「介護保険って、なんでこんなに高いんだろう?」と、よく文句を言ったり、愚痴っていました。
自分も家族も、まさか介護が必要なことが起こるとは思ってもいない能天気時代!
でも、突然自分の身に降りかかってくることがあるんですよ!
我が家の場合は、親の認知症の症状がある日突然起こりました。
「そのしばらく前から、前兆らしきものは何度もあったのに、見過ごしていました)
まず、会話の時間軸がずれだしました。
今TVで見ているサッカーの試合内容の話をしているのに、前に見た試合などど出来事が混ざってしまったような会話に・・!?
次の日は、朝からお布団と毛布の端をずっと合わせなおし続けていて、起きられなくなり・・!?
TVのリモコンが操作できなくなり・・!?
ケータイ電話で電話することができなくなり・・!?
歩行も、小さなごみやおいてあるものが気になってか、一向に前に進まなくなり・・!?
これは、いったいなんじゃ??
何が起こっているの??
と、家族ともどもパニック状態に陥りました。
これが、認知症の症状だとはわからず、何か変な病気??とか??
近くの開業医に受診し、
認知テストの結果、物忘れ外来の受診を進められ、
物忘れ外来の予約をし、
予約の日までが長すぎて、一度意識を失い入院後退院、
退院後様子が変わり、
怒鳴ったり、興奮気味になりやすく、やたらと病院に行きたがりました。
受診後、入院を勧められ、2か月の入院。
よい先生と合うお薬があったことで、退院後は何事もなかったように穏やかに家で過ごしています。
もちろん、元に戻ったわけではなく、表情は薄くなり、意欲的だった以前とは比べ物にならないくらい静かになっています。
頑固なところは以前のままですが、会話も意思疎通も普通にできているので、そこまで普通に家で過ごすことができるようになりとても安堵しています。
今思えば、たぶん本人が一番不安で、不安すぎてパニック状態が続き、興奮していたんだと思います。
どんな病気も怖いものですが、認知症は違う意味でとても怖いです。
歳を取るということは、そんな怖いものを結局は受け入れていかなければならないということなのかもしれませんね!
そう思うと、ただ普通に日常を過ごせるだけで幸せ…ということに気がつきます。
人生に中で、本当に大切で必要な物事はそんなに多くはない。。。と教えられているようです。
60代に入って、やっと落ち着いた日々を過ごせている今日このごろ、やっと60歳前後を振り返ることができました!
介護の日々は、今後まだまだ続きますし、正直これからがどうなるのか見当もつきません。
でも、デイサービスや訪問看護、訪問リハビリなど、自宅で介護ができるシステムに感謝しながら、ケアマネさんにお世話になりなから、地方山間部での介護生活に挑みます!
これを読んでくださった方の中で、ご高齢者さんの介護とか、認知症の疑いとか、心配事などあったら、ぜひ今住んでいられるところの【地域包括支援センター】にまずは相談してみてください!
どの地域にも必ず【地域包括支援センター】があります!
そして高齢者さんのことは、【地域包括支援センター】が一番の窓口です。
全ては、ここから始まりますので、まずは相談をしてみることをおすすめいたします!
突然の家族の認知症で、慌てふためいた我が家の教訓は、まずは【地域包括支援センター】に電話して相談‼️。。です😅
少しでも、皆さまのお役に立てることを願っております🙇♀
PS.
次回は、ソンジェ背負って走れのメインポスターを飽きられきれない60代が、初めてメルカリを使ってみた感想です!
どうぞ、お楽しみに🎵
まさかの読者感想になるかもしれませんが💦