読み進めるのに時間がかかってしまい、勝手にシリーズ化のようになっています<インターネット>の次に来るものの、章ごとの感想です。
今回は、第4章<スクリーニング>!
どうも、イメージが浮かびにくいタイトルです。
話は、言葉についてや印刷の技術によっての本の存在や立ち位置、本そのものや読書という行為について…印刷物によって、人々の暮らしの有り様が変化していくさまが綴られていきます。
しかし、スクリーニングとはイメージがうまく繋がらないまま、ぼんやりと、読み進んでいく感じでした。
何となくは、言わんとしていることが伝わっては来るのですが、なぜかピント来ないという感じ。
しかし、第4章の6ページの4行目辺りから、急に、この章で言わんとしていることがわかります。
われわれのこの新しい活動は、読書(リーディング)というよりは、<画面で読む(スクリーニング)>と呼ぶ方が正しいだろう。
(インターネットの次に来るもの・ケヴィン・ケリー著書、第4章スクリーニングより引用)
<読む>という行為そのものが、全く違うかたちに変容してきている!
…ということなんですね。
リーディングから、スクリーニングへ。
印刷物を読むという形から、スクリーンという画面で読み書きをするという形に。。。これもすでに、私たちは、その世界にいる!わけです。
確かに、このブログも、スマホのスクリーンという画面で、一文字一文字選びながら打ち込んでいますしね。
色々な情報を、スマホやパソコンから得ています。
印刷物を読むより、画面を読む時間の方が増えているような気もします。。。
確かに、そうなっているんでしょうね。
読む量も、紙媒体だけ読んでいたころより、スクリーンからの情報も読むようになって、かなり増えているそうです。
確かに、本をじっくり読むという行為が減ってきていますね。
なんとなく、情報を流し読みしているような感じで、読んでいる量は増えていても、記憶に残っているものが少なくなっている気がします。
なにより驚愕したのは、
<2015年までにウェブには60兆ページの情報がアップされ、毎日数十億ページずつ増えている>
<いまも市井の人々がブログに毎日800万ページも書いている>
(インターネットの次に来るもの、ケヴィン・ケリー著書より引用)
という内容です。
60兆ページけ!
(つい、方言に。。)
スゴすぎでしょう。。。はぁ~。
ほとんどが英語としても、日本語の割合は7~8%くらいかな?
その割合としても、スゴいページ数です。
ブログにしても、毎日800万ページって…!
こちらもスゴいですね。
自分の書いたこのブログの記事を読んでもらえることは、信じられないくらい、奇跡のようなことなんだなぁと、感慨深い気分になります。
いつも楽しみに見ている色々な方のブログも、そのブログに出会えたことさえ、奇跡のような確率なんでしょうね。
なんだか、スゴいな。。
言いかえれば、このブログでも公開されていれば、インターネットと、タグとリンクのおかげで、誰かが、どこかで、見てくれている可能性が出てくるという事です。
本書には、
「リンクとタグは、過去50年で最も重要な発明かもしれない。」
「これから30年ほどの間に、学者もファンも、コンピューターのアルゴリズムを使う事で、世の中の本を一つのネットワーク化した文献に編み上げていくことになる。」
(インターネットの次に来るもの、ケヴィン・ケリー著書より引用)
と書かれています。
そして、図書館の形が大きく変わっていくと。。
多くの本を保管し、閲覧できる今の図書館から、あらゆる本というデータのすべてを見ることが出来るユニバーサル図書館というものに。
読み進めていくほどに、ワクワクしていた期待感よりも、うまく言葉にならない恐ろしさのようなものを感じます。
想像を超える便利さとセットになっていることが、個人情報保護っていったいなんだったんだろう??
とさえ、感じる意識も無くなってしまいそうなくらいの、カスタマイズ化された個人のデータ収集やトラッキングが前提の生活のようです。
これから、私たちが体験していく未来は。。。
そんな風に色々感情に振り回されながら、読んでいます。
しかし、まだ第4章なんですよね‥‥この先、どう展開していくんでしょうかね。
ちょっと、一休みしましょうか!
コーヒーが、すっかり冷えてしまいました。
あつ~いコーヒーが飲みたい気分です。
第5章は、またおいおいで。