<インターネット>の次に来るもの・未来を決める12の法則
やっと第5章まで読み終えました。
時間かかりすぎ!!
というお叱りの声が聞こえてきそうですが、そこはひとつ‥ゆっくり参りましょう。
第5章<ACCESSING・アクセシング>を読み終えて
アクセシングの内容をざっくりまとめると、
世の中の所有するというシステムが、所有しなくてもアクセスできる環境にいることで大概の物事は事足りるようになる。
という感じの事が、色々なたとえを上げながら、わかりやすく説明されています。
第1章のビカミング、第2章のコグニファイング、第3章のフローイング、第4章のスクリーニングに比べると、読んでいても内容がするりと入って来る感じで読みやすかったです。
(でも、読むのに時間がかかっています。汗)
アクセスという言葉に馴染みもあるせいか、
書かれている内容が、今現時点で体感しながらの出来事になっているからか、
非常にリアルに読むことが出来ました。
この本自体は先取った内容なのに、私の読書に時間がかかるため、現実で起こっている内容とすっかりリンクしている感じで、とてもリアルです(苦笑)
もしかしたら、リンクというより遅いのかも?
まいったな、私。。。
こんな感じで耳折れ(ドッグイヤーかな)ばかりに。。
(インターネットの次に来るもの・NHK出版、ケヴィン・ケリー著より)
こんな感じで蛍光ペン挽きまっくてたら、読み返してもどこがメインに読みたいのかわからなくなります。。
そして、こんな事が詳しく書かれています。
「アクセスへと向かい、所有から離れていくこうした長期的な動きを加速させる、5つのテクノロジーのトレンドがある。」
1.非物質化
2.リアルタイムのオンデマンド
3.分散化
4.プラットホームの相乗効果
5.クラウド
(インターネットの次に来るもの・NHK出版、ケヴィン・ケリー著より引用・抜粋)
そして、
「これからの30年、これらの5つの傾向は衰えることはないだろう‥」
と著者は書いています。
「テクノロジーの進歩によってコミュニケーションと計算力のコストが下がり続ける限り、こうした傾向は不可避だ。」
とも書かれています。
さらに、
「これらの5つをいっぺんに進めていくと、アクセスは所有に取って代わり続けるだろう。日常生活におけるほとんどのことで、アクセスが所有を凌駕していくのだ。」
(インターネットの次に来るもの・NHK出版、ケヴィン・ケリー著より引用・抜粋)
「しかしまだ、人が何も所有しない世界はSFの中での話だ。」
とも、書かれています。
その暮らしの様子が3ページ位にわたって書かれていて、未来の暮らしの一端を感じられるのですが、この章を読んでいる間、ずっと頭に浮かんでいたイメージがあります。
ブルース・ウィリスとミラ・ジョヴォヴィッチが出ていたフィフスエレメントという映画の中で、ブルース・ウィリスの住んでいた部屋の感じ(ちょっとごちゃっとした狭い感じの部屋でしたが‥)や、シュワちゃんの出ていた火星の話が出てくる映画での住んでいた部屋の様子などです。
もしかしたら、この部分を読んで浮かんでくるイメージは、今現在ミニマリスト的な生活をされている方の暮らしが、一番近いのかも知れません。
私には、その映画の感じが思い浮かんでちょっと困りましたけど。。
所有をしなくなる暮らし方。
非物質化。
どちらも、ミニマリストにも当てはまります。
シンプルライフをされている方にも当てはまる方もいるでしょう。
今の時代、シンプルライフとか、物を買わなくなったとか、モノからコトへ。。という流れになっていることとか‥‥そのどれもが、このアクセスすることで所有しなくても暮らしが成り立っていく。。。そんなことが可能な世の中になってきているからこそ、出来る暮らし方なのかもしれませんね。
物欲世代の50代!
(私だけかな?)
恩恵は受けていなくても、バブルを体感している50代!
そんなアラフィフ50代の私には、未知の領域となる
<所有からアクセス(多分シェアも)への時代>
なんというか、恐ろしいような気もしますが、
おばさんになってから、突然ドラえもんが目の前にやってきて一緒に暮らすようになったような、現実感があまり感じられないけれど、それが現実ならちょっと嬉しくてワクワクもするような。。。
とても不思議だけど、スゴイ時代なんだと感じずにはいられません。
コーヒーよりも、良くわからない未来的な飲み物でも飲んだほうがいいのかな?
(なんじゃ、それ?‥ですね)
この第5章を読んで、地に足のつかない気分になっています。
やはり、暑くても、熱いコーヒーを一杯飲んで、地に足を付けますか(笑)
それにしてもスゴイ人ですね、ケヴィン・ケリーさん!
一読の価値のある本です。
第6章・シェアリングは、おいおいで。。。
お供のコーヒーは、やはりいつものゴールドブレンドで!