好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

心に残る映画10選。その1(1位から3位)

今日は、本ではなく映画の話です。

10代、20代の頃は、よく映画を観ていました。

当時は今と違って、映画は2本立てが基本でした。

必ず2本観るから、映画の時間は少なくとも4時間はかかってましたね!

ほぼ、半日がかり。。。いや、一日がかりなことも‥懐かしい!

 

だからか、今よりずっと沢山の映画を観ていたように感じます。

覚えている映画は、そう多くはないのですが、そのなかで、今でもよく覚えている映画がいくつかあります。

その中から、強く心に残っている映画を10本選んでみました。

 

1位‥ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

(1984年製作のアメリカ・イタリア合作映画。セルジオ・レオーネ監督・脚本作品)

 

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禁酒法時代のアメリカが舞台のギャング映画。

栄光と挫折、子供のころからの友情に恋愛、その時代を中心にした長編大作です。

ロバート・デ・ニーロの演技力、ジェニファー・コネリーの美しさ、挿入曲アマポーラの美しくもせつないしらべ、ちょっとした映像の素晴らしさ、時代という流れの残酷さ、書き出したらきりがないほどの圧倒感のある映画でした。

私にとっては、ヌードルスのデ・ニーロが地味だけどピカイチだと思っています。

タクシードライバーより、レイジング・ブルのデ・ニーロよりも良いです。

老人の背中をあれだけ見事に老人に演じられるのは、デ・ニーロだけだろうと、見た当時に感じましたっけ。

もう、うん十年前ですがネ(苦笑)

今でも、この映画を超える映画に出会えていないのが残念なような‥嬉しいような‥。

 

2位‥トーチソング トリロジー 

(ハーヴェイ・ファイアスタイン原作・主演による舞台劇。1988年に映画化。アメリカ)

 

TORCH SONG TRILOGY

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 懐かしい!!

なぜこの映画を見たのかさえ、今となっては憶えていませんが‥。

アンアンなどの雑誌に紹介されてたからかも‥。

ゲイの男性の日常と葛藤の人生を、あるがままに描かれていたように記憶しています。

 

地味にマニアック的な映画がなぜ2位なのか‥‥?

 

それは‥今でも何故か、何かが心に残っているからです。

その<何か>を上手く言葉で表現することはできないのですが‥‥

この映画の主人公の人生は、自分とはまったく違う世界を生きているようで、しかし、自分たちと変わることのない日常を、同じようなリズムで営まれている事に、静かに驚いたのだと思います。

そして、なにより、ハーヴェイ・ファイアスティーンさんの人生そのままの内容を映画にしたものだから、心に響いたのかもしれません。

ゲイという人生を描いた映画は、当時の私には衝撃的でした。

批判するとか、善悪という意味ではありませんが、自分の周りには無い世界観だったので、不思議な感じで見たことを憶えています。

だからか、若い時だからこそ柔軟に色々な世界をフラットに知りたい、色々な世界観を受け入れられるものなら受け入れられる心の広さを持ちたいとも思っていました。

 

「卒業」でミセスロビンソンをやっていたり、「奇跡の人」のサリバン先生で有名なアン・バンクロフトさんが普通の母親役で出ています。

アン・バンクロフトさんがやっている母親の気持ちが切なく印象的でした。

この映画を見て、好きになった女優さんです。

マシュー・ブロデリックさんの静かに優しい演技も切なかったです。

SATCでキャリー・ブラッドショーをやっているサラ・ジェシカ・パーカーさんの旦那さんですね。当時は旦那さんのほうが有名でしたっけ。

 

3位‥ジェラシー

 

(1980年制作のイギリス映画。ニコラス・ローグ監督作品)

 

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 こちらも、懐かし~。。

実はこの映画、内容はほぼ憶えていないんですが、私的に衝撃的な部分がいくつかあった映画で、今でも印象的なんですよね。

(なんじゃ、それ!‥かも)

何が衝撃的だったかというと‥

1.物語の時系列が、普通では無かった!

 普通でない時系列の映画を見たのが、初めてだったので衝撃的でした。

 今ではときどき用いられていますが、物語の最後を先に見せるとか、真中から始まって‥とか。

このジェラシーは、1~10で例えると、確か、1から始まって、5に行って、その後の進行が2~5と6~10が同時進行だったように記憶しています。

(違っていたらすみません・(-_-;))

偉い混乱しましたもん。。

2.きれいな女優さんが、わき毛の処理なしで映っていた!!(*_*)

 映画なのに、いいのか。そこ。。。って衝撃でした。

 それまでの映画は、誰もきれいにしていたように記憶していましたので。。

後で、それは、お国柄とか地域性とか宗教上の事かも。。と。

3.サイモンとガーファンクルの人が出ていた!

 アート・ガーファンクルさんの主演映画でした。

 私的には、「コンドルは飛んでいく」をうたっていた人が映画に出ているとは思いもよらなかったのでビックリしました。

 

書いていたら、ずいぶん長くなってしまったので、4位からはまた次回という事に。

 

普通、10位から上がるんじゃないの!‥って言われそう。。

確かに(苦笑)

面白みがなくなっちゃいますね。。

4位からは、メジャーな映画が出ますので、また見てください。

 

皆さんの、心に残る映画はなんでしょうね。

 

映画のお供は、やはりホットコーヒー!

映画館なら、TOHOシネマでホットコーヒーを買ってみる所ですが、おうち映画になるので、やっぱりインスタントで(苦笑)

 

 

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 最近は、コク深めがいいです!