好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

人生の短さについて、を久しぶりに読んで。

この本も、森本哲郎さんの本の中に出てきた本です。

私の読書のバリエーションは、森本哲郎さんの本から広がっているような気がします。

この本を読んだ20代のころは、人生が短いなどみじんも思っていませんでした。

高校の3年間は早かったな!とか、二十歳を過ぎると早いよって言われたとか‥は、ありましたが、自分の人生の時間が限られているという実感は持てませんでした。

あれからうん十年。。。きみまろさんでは無いですが(苦笑)、確かに過ぎてしまうと時間というのはあっという間‥のように感じます。

アラフィフ50代になると、さすがに過ぎた時間は短く感じます。

 

「人生の短さについて」の中でセネカ(前4頃~後65年)は、

人生は短いのではなく、その多くを浪費しているから短く感じる。

人生は使い方を知れば長い。

そう記されています。

 

人生の短さについて (1980年) (岩波文庫)

人生の短さについて (1980年) (岩波文庫)

 

 

日々をていねいに暮らさないといけないな。

そう改めて思いました。

浪費しないようにね。

シンプルに生きるヒントになりそうです。

 

この本に合う飲み物は、コーヒーでも紅茶でもお茶でもストレートが良いと思います。

スッキリと、前にさっとすすめそうで。