好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

暮らしを旅するを読んで。 読書感想

昨日、Amazonからと届いたばかりの一冊です。

中村好文さんの<暮らしを旅する>という本は、毎日新聞の日曜版に連載されたエッセイとプラスαをまとめた一冊だそうです。
まだ手にしたばかりなのに、すっかり魅了されています。

 

暮らしを旅する

暮らしを旅する

 

 

普通の本の3分の2ほどの正方形の小さなこの本は、再生紙のような色目のカバーも、ぬくもりを感じるデザイン文字を柄としてバック添えられています。
表紙の文字も、好感の持てる生真面目で当たり前のシンプルな文字で、本のすべてを上手く表しているように感じます。。

とっておきの一冊に出会えた感じ

ひとつひとつの短いエッセイは、ちょうどブログの一つの記事ぐらいの分量で、さらっと読めてしまいます。
ほほえましくもあり、うらやましくもあり、教えられることもありと‥読む人によってゆったりと楽しめる内容になっていると思います。
どのエッセイも、はじめの1ページにそのエッセイを表す1枚の写真がちょこんと鎮座しています。
その写真やイラストがまた素敵なんですよ。。
中村さんは有名な建築家の方だからか、建物の内装や外装の写真がほんとにいい感じです。
エッセイを読む前に眺めてタイトルを連想し、読み終えてまた眺めるとより一層楽しめるようになっているんじゃないかと思いました。
わたしはとくに、
「独居自炊の小屋」と「村に泊まる」と「アパートメントホテルに泊まる」と「読書とその場所」と‥‥やいやい、どうしよう、止まらなくなっちゃいます。
というくらい、いい感じの写真がたくさんで選びきれません。
以前から行って見たいと思っていた場所が載っていたり、行ってみたいなと思わせてくれる場所もいくつかあり、何度でも読み返すことがこれからとても楽しみですね。
この本に出会えた事が嬉しくて、心が暖かくなっています。
そんなふうに思わせてくれるって、なんだかすごい本ですね。
勝手な独断ですが、わたし自身はこの本を手にしてちょっとワクワクしています。
 
わたしも、こんな風にブログの記事を書いていけたらいいなと思いました。
写真の撮り方も、もう少し上手になりたいものです。
できるか、わたし?
う~ん。。。苦笑
この中の「石垣島行きのバス」というエッセイは、読み終わる頃には笑いが止まらなくなってしまい、なんだかやさしい気分になり、毎日の暮らしのちょっとした出来事をいとおしく感じました。
きっと、暮らしも人生も、旅をしているようなものなのかもしれませんね。
<いい得て妙>のタイトルです。
 
好きな飲み物をかたわらに置いて、ゆったり読みたい一冊です。
 
中村さんの作る、これからの時代にあう小屋を見てみたいです。
 
 美味しいコーヒーが飲みたい気分になりますね。
以前飲んだコロンビアが美味しかったな!
こちらのコーヒーも、スペシャルティコーヒーの専門店だから、コロンビアのコーヒーも美味しいでしょうね。飲んで見たいな。

自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店 ロクメイコーヒー