今、話題になっている<君の名は>というアニメーションの映画を見に行ってきました。
新海監督の作品は、雑誌での評論がきっかけで見たくてたまらなくなった<言の葉の庭>しか見たことがありません。
雨に煌めく自然の緑や、木漏れ日の揺らめき、光の美しさが印象に残りすぎて、物語を忘れてしまうほど、風景が素晴らしかったことを覚えています。
そして<君の名は>です。
スゴい人でした!
混んでてびっくりしました。
スゴいですね。。。
映画、なんだかスゴかったです!
いつのまにか、引き込まれて観いっていました。
相棒とポップコーンを食べながら見てましたが、後半は食べるのを忘れてけっこう引き込まれて見てました。
ついつい、パンフレットを買っちゃいましたしね。
もっと詳しく知りたいなと思っての事ですが、50代にはけっこう字が小さくて往生してます。。。もうちょい、大き目の字でお願いしたいものです。苦笑
映像が本当に美しいです。
新しい映画なのに、なぜか見たことのある懐かしい作品のように感じました。
なぜだろうか考えてみると、今までのうん十年の人生で見たアニメや漫画、ドラマなどが、みんな凝縮されてひとつの作品として出来上がった集大成のように感じられたからのようです。
ジブリ作品や、転校生とか時をかける少女の実写や、時をかける少女のアニメ、竹宮恵子さんのテラへとか、萩尾望都さんのアイスキュロスとかが出ていたマンガなどが、混ざり合ってギュッとまとまっちゃたみたいに。。。
時間の軸が思いがけず揺らぎ、時代をさかのぼったり、ずっと先へ行ったり、行き来を繰り返したり。。。そんな物語のあいまいさと、あまりに風景の鮮やかでキレイな具合の明確さが、ぎりぎりの所でバランスを保っているような不思議な感じがしました。
唯一残念だったのが、テッシーが、朝ドラのまれに出ていた高畑さんの息子さんに見えてしまい、入り込んで見ることが出来切らなかったってことです。
う~ん。。(私だけかな?苦笑)
それにしても、壮大でした。
余韻がしばらく残っていました。
もう一度、落ち着いてゆっくり見直したいなと思っています。
ハナさんキッチンでも、感想を書かれてました。
感想の追加です。
映画を見て数日たっていますが、何故かまだときどき、胸がざわざわします。
映画の中の、キラキラした風景たちが‥、流星の様子が‥、登場人物よりもそんないろいろな場面での景色が胸に迫ってきて、ざわざわしています。
不思議な映画ですね。