この本には、ある喫茶店が舞台の4つの物語が書いてあります。
今日はその中の第3話を読んでみました。
第3話は姉妹のおはなし。
いつもの登場人物の中の一人が自分の姉妹に会いに過去に戻ります。
切なくてやりきれないと感じる中にも、救われる部分がある感じの話でした。
ご多分にもれず私も涙が‥‥わりと涙もろいです。
第1話で涙が出たものの、第2話は大丈夫でした(切なかったけど)。
タイトルの「コーヒーが冷めないうちに」という言葉が、その都度意味のある言葉として出てきます。
その言葉が出てくるたびに、ふと目の前にある自分のコーヒーが冷めていないのか手に取り確認してしまいます。熱々ではないけれど、ほっこりと暖かいカップのぬくもりが手のひらに伝わってくると、妙にホッとしてまた物語の中にすーっと入って行けます。
この本を読むときには、熱々のコーヒーを傍らに置いて、時々そのコーヒーの香りと味と暖かさを味わいながら読まれると、より楽しめるのではないかなと思います。
熱々のコーヒーを傍らに第3話を読み始め、涙しながらも読み終えた後のコーヒーは、まだほのかに暖かかったです。残りを飲み干したら、私も物語から現実の今にスッキリ戻ってしまいそうで、ほんの少し残しておきました。
涙をぬぐってしばし余韻に浸った後、ささっと飲み干して現実に戻って書いています。
もう一杯、熱ーいコーヒーが飲みたい気分ですね。
コーヒーを多めに飲むときは、時々カフェインレスにしています。
赤いゴールドブレンドのカフェインレスタイプをスーパーで買って。
最近はスーパーでもカフェインレスタイプが増えているので、選ぶのも楽しいですね。
第4話は、そのうちに。