好きな本と一杯のコーヒー

増えてしまった本の整理をかねて、好きな本・気になった本やものごとの感想を、コーヒーやお茶を飲みながらボチボチ書いています。

関口さん中国鉄道大紀行を見ていて思うこと。

10年前の、中国鉄道旅大紀行が再放送されていて、録画しては見ています。

10年前は見ていなかったので、私にとってはほとんど知らない中国の地名や場所ばかりです。
行ったことのない場所を知るのにはたのしいのですが、正直なところ、ヨーロッパ鉄道旅のようなワクワク感がしません。
 
10年前の再放送だからでしょうか?
 
場所が中国だからでしょうか?
 
関口リュックを背負っていないからでしょうか?
 
 
そのどれもかもしれませんが。。
 
。。なぜだろ?
 
 
なんというか‥今の時代感と違いすぎているようで、見ていてピンとこない感じです。

鉄道旅で出会う中国の方々のほとんどは、関口さんに友好的で優しいですし、どの電車のなかでもみんなよく食べ、よく寝て、歌い、おしゃべりし、日本より少し賑やかで、でも、ほぼ以前の日本の電車の中の様子と変わらないように見えます。
まぁ、日本の電車の中で、歌ったり楽器を弾くってのは、見たことないんですがね(苦笑)

見ていて、ずっと気になっていることがあります。

<なぜ、今、このタイミングで、10年前の中国鉄道旅を再放送するのだろう?>

このことが不思議ですし、なぜ10前の中国の旅何だろうか?と、妙に気になります。

6月12日・13日に前編後編で、その5年後に中国を訪れた番組が再放送されます。

それを見たら、少しはしっくり来るかもしれません。

もしかしたら、10年後の今を、取材中だったら。。。な~るほどと、ふに落ちるんですがね(笑)
10年で、中国がどれほど変化を遂げたか…とか、意外に変わっていない点とか、比べてよくわかりますもんね。

そんな放送があることを願いながら、5年後の放送を楽しく見たいと思います。

この中国鉄道旅の放送を見ている途中で、ケント・ギルバートさんの本を読んだ事もあり、なんだか、覚めた目で見てしまいました。
…が、万里の長城のが電車の窓から見えたり、黒竜江省という、中国の東北といわれる場所辺りから、日本との関わりが垣間見えたりして、歴史と現実が繋がっていることを実感できたのが、良かったなど思っています。

内モンゴル自治区辺りからは、昔CMでやっていた、カシュガルの風景に似ている所が頻繁に見られ、若い頃、行ってみたいと思っていたことなど思い出しています。

今日が最終日!

終点のカシュガルを見るのが楽しみです。


10年たった今、この鉄道旅で訪れた場所は、どんな風になっているのでしょうか?

関口さんが出会った人達は、今はどんな風に暮らしていられるのでしょうね?

私にとっても、この10年は色々と大変な10年だったので、ついつい重ねて考えてしまいます。

10年。。。過ぎてしまえば短いのに、なんと重みのある歳月でしょう。

そんなことをつらつら思いながら、録画で
 見ていました。

ケント・ギルバートさんの本の感想は、またおいおいで。